教育学基礎演習
この授業は、少人数制の授業を通して、大学での学習の方法や技術(アカデミック・スキル)を修得することを目的としています。前半は、学術的文章の批判的な読み方やルールに基づいた書き方について学びます。後半は「プレゼンテーション」、つまり、学術的な研究成果の発表について、効果的な資料の作成、発表者としての振る舞い、参加者の役割などについて、実践を通して学びます。

学習支援の心理学
どのように教えると、学習者のつまずきを解消して深い理解を促すことができるか、また自らメタ認知を働かせて主体的に学ぶことができる学習者へと導けるか、具体的な学習相談の事例をベースに教育認知心理学の視点から個別模擬指導(ロールプレイ)や討論を通じて、実践する力をつけていきます。

教育哲学
「教える、学ぶってなに?」「教師になるってどういうこと?」――授業では、こうした一見自明なことがらを、自分自身の経験をふまえながら、さまざまな思想や実践の力を借りながらとらえなおしていきます。そのことによって、かんがえることやそのしかたを学ぶとともに、「教育」の世界の「あたりまえ」がなぜそうなっているのかをかんがえ、よりよい教育を構想し実践していくための糸口をみつけることを目ざします。

教職基礎論
教職の意義や重要性をベースに、教員の役割や職務内容、学校の仕組み、現在の教育を取り巻く課題等を、小グループでの検討や個人での考察を通して学校教育全般について広く学んでいます。そして、教職への理解を深め自らの適性を見つめつつ教職に向けての意欲を高めていきます。
