日本女子大学教育学科
スタッフ

スタッフ

学科長挨拶

学科長

教育学科で学べる内容は、「教育」を切り口として、さまざまな分野に広がっています。

対象となる年齢は、小学生・中学生・高校生、そして、成人までと、人の一生という時間をおいかけます。空間的な広がりでは、学校だけでなく地域や行政にも目を向け、さらには国際的な観点からも考えられるようになっています。さらに学問分野にも広がりあり、学問体系を踏まえつつ「教育」をフィールドとするような「教育哲学」「教育史」「教育心理学」「教育社会学」「教育行政学」「教育工学」に加えて、教育領域を対象に据えた「社会教育」「多文化教育」「教科教育」を専門的に学ぶことができます。

これらの内容を踏まえて、教員免許取得をできるように履修を組むと、小学校教員免許状と中学校・高等学校教員免許を取得できます。もちろん、教員免許取得を目指さずに履修を組むこともできます。また、社会教育主事や社会調査士の資格取得のプログラムもあります。

さまざまな人と出会い対話することを通して、持続可能な社会の観点から、教育を中心とした既存の社会の問題と課題を洗い出し、解決に向けて動き出すための「学びの場」として、おおいに活用していただくことを期待しています。

専任教員紹介

齋藤 慶子

教授

専門は日本の近現代の女子教育・家庭教育。現代の教員も抱える「仕事と家庭のバランス」という男女共通の課題を歴史的に検討している。

清水 睦美

教授

在日外国人の子どもたちと日本の学校・教師・社会との関係、親や母国との関係などについてフィールドワークの手法を用いて検討している。

瀬尾 美紀子

教授

理解や思考を中心に、子どもの学習のメカニズムについて研究している。また学習を支えるメタ認知、動機づけ、学習観、学習方略にも着目し検討している。

田部 俊充

教授

アメリカ、ヨーロッパの地理学的な現地調査や学説史を中心に研究を進めている。また、魅力的な幼稚園から高等学校までの社会科授業を目指して、特にアナログ&デジタル&プログラミング地図を使った授業づくりや教材開発を進めている。

藤田 武志

教授

社会や子どもの実態を社会学的に探究しながら、すべての子どもが社会的な自己実現に向けた能力を身につけられるような教育のあり方を検討している。

丸林 実千代

教授

学校の音楽教育も含め、すべての人々のあらゆる次元での自由な音楽活動の権利保障を基本とする生涯音楽学習について研究している。

山下 絢

教授

教育政策実施のプロセスにおける決定メカニズムの解明と、教育政策がどのような効果をもたらしているのかという教育政策の評価を専門とする。

榎本 聡

准教授

専門は教育工学/教育情報ネットワーク。ICTを活用した「主体的・対話的で深い学び」の実現や、デジタル教科書・教材の活用など、主に学校教育におけるICTの活用について研究を進めている。

荻野 亮吾

准教授

地域づくりに関わる学びの構造や、地域の社会関係が築かれる過程を研究。地域の学びや実践を支える仕組みや組織に関心を持つ。

桑嶋 晋平

准教授

専門は、教育哲学・教育思想史。教師・学習者にとって「誠実」とはなにか、「誠実」概念が近現代日本の教育にいかなる影響をおよぼしてきたのかについて研究を進めている。

久保寺 浩

特任教授

専門は教育経営学。算数・数学科教育を担当。学校生活に困難を抱える児童生徒の学びを支える学校経営の在り方や教員・学校管理職の人材育成を研究している。

土上 智子

特任教授

専門は、国語科、書写・書道教育。文字を書くことはすべての学習の基礎。「主体的・対話的で深い学び」の実践から、国語力、書写力の向上をめざし、研究を進めている。

松尾 廣文

特任教授

道徳性発達や社会的視点取得能力,道徳教材開発を研究している。道徳教育、特別活動、総合的な学習の時間を担当している。

伍 翔南

助教

専門は教育哲学、アート教育。アルゴリズム時代と言われる今日において、「教育とは何か」を問い続け、学校の美術教育を含めた芸術教育の在り方を研究テーマとしている。

砂田 大樹

助教

専門は数学教育学。算数・数学教育の歴史について、戦時期の算数・数学教育の特徴を、教科書や史料を基に研究している。

中央研究室について

教育学科中央研究室には、2名の専任助教と6名の助手がおり、学生の皆さんをサポートしています。学生名簿管理や授業関連の各種サポートのほか、イベントの資料準備や個別相談の日程調整など、学科運営全般を支えております。

また、教育学科中央研究室・教職課程係は、学校インターンシップに関わる学生対応、教育実習関連の各種調整、各種資料作成・管理業務を担います。皆さんの履修カルテや教育実習日誌の管理、掲示・通知も担当しております。

中央研究室では、授業で使用する資料のコピーや、教師用指導書の閲覧もできますので、お気軽に声をかけてください。